2019年 05月 21日
ルート・ブリュック展
ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展を見に行ってきました。
入口すぐの、タイルのインスタレーション。今回並べたのはルートさんの長女だそう。
初期の陶板など。石膏で型を作り、陶にうつしたもの。線が浮き上がり、その中に釉薬を入れています。 なので、同じ型で色違いのものもあったりします。
メインビジュアルにもなった、「ライオンに化けたロバ」の、顔部分。たてがみの宝石のようなモザイクが美しい。
こんな作品も。いくつかの家をかたどった作品も良かった。
小さなかわいいフクロウ。会場で探してみて下さい。
そして2Fへ。今回のタイトルになっている、蝶のレリーフが並びます。 その後、こまかいタイルを並べた抽象画の時代に入っていきます。 そして、晩年になるほど、色が少なくなり、ピースの凹凸の影で表現されています。
いやー、すばらしかった。近年のベスト展示のひとつです。 こちら(箱庭)にたくさん画像が載っていました。 会場を出たところで流れている、ドキュメンタリーの映像も良かった。50分くらいあります。 東京ステーションギャラリー 6/16まで。
ステーションギャラリー、実は始めて来ました。 古いレンガの壁などが残っていて、魅力的なギャラリー、というか美術館ですね。
東京駅の丸の内口を見下ろせます。
布張りの立派な図録と、作品集を買いました。
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先日、東京ステーションギャラリーに「ルート・ブリュック(1916-1999)は、フィンランドのアラビア社の専属セラミックアーティストで、たくさんの作品を残しています。
GWには青山のTOBICHIでも、4点のみ展示されていました。
ステーションギャラリーでの展示は、主に3Fが前期、2Fが後期。開催当初は全て撮影可だったそうですが、今は3Fのみ可です。
by namima54
| 2019-05-21 20:43
| 展覧会